健康投資でQOL向上に繋がる
ONE’BODYメソッド

健康投資とは？

厚生労働省の「健康意識に関する調査」によると、日頃から健康に何らかの注意を払っている人の割合は全体の53.9%に達しています。
健康意識の高まりに伴い、「健康投資」という考え方が注目を集めています。健康投資は、将来健やかな生活を送るために、早い段階から自分の健康に投資することを意味します。健康投資を実施することで、重い病気を予防したり、生涯医療費を抑制したりと、さまざまなメリットを享受できるのです。

※出典：厚生労働省. 「健康意識に関する調査」
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/001.pdf, (入手日付2022/12/16).

健やかな人生を過ごすための投資

健康投資は、文字どおり健康な人生を過ごすための投資を意味します。投資といっても、必ずしも金銭的な投資のことを指すわけではありません。適度な運動をする習慣や食生活の見直し、継続的な健康診断の受診など、日常的にできることも健康投資に含まれます。

※出典：経済産業省. 「予防・健康づくりの意義と課題」
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/2050_keizai/pdf/003_02_00.pdf, (入手日付2022/12/16).

日本国内の健康投資の現状と健康寿命の重要性

残念ながら、欧米諸国と比べると日本の健康投資はまだまだ低い水準にあります。
経済産業省が取りまとめた「予防・健康づくりの意義と課題」によると、G7諸国の予防支出(病気や要介護状態になることを防ぐための投資のこと)を比較したところ、日本の支出額は下から2番目という結果でした。例えば、健康投資への関心が高いカナダと比較して、日本の支出額は半分以下にとどまります。

※出典：経済産業省. 「予防・健康づくりの意義と課題」
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/2050_keizai/pdf/003_02_00.pdf, (入手日付2022/12/16).

健康寿命を延ばすことが健やかな人生を送るカギ

健康投資を行う目的は「健康寿命」を延ばすことにあります。厚生労働省によると、健康寿命の定義は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」です。つまり、人生において健やかに過ごすことができる期間が健康寿命にあたります。
日本は男性・女性ともに平均寿命が長いため長寿社会と呼ばれています。しかし、日常生活が制限される「不健康な期間」の割合が大きい場合、長生きしても健やかな人生を送ることはできません。食事・運動・睡眠などの生活習慣の改善や、定期的な健康診断の受診などの健康投資により、健康寿命を少しでも延ばすことが心豊かな生活を送るポイントです。

健康投資の2つのメリット

1.重い病気を予防できる
健康投資をすれば、重い病気にかかるリスクを減らすことができます。例えば、食事・運動・睡眠などの生活習慣を改善することで、生活習慣病の発症リスクを抑えられます。
生活習慣病は「食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称」を指す言葉です。生活習慣病の中でも代表的ながん、心臓病、脳卒中は三大疾病と呼ばれ、日本人の死因の上位を占めています。健康寿命を延ばすうえでも、健康投資によって重い病気を予防することが大切です。

※出典：e-ヘルスネット. 「生活習慣病とは？」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-001.html, (入手日付2022/12/16).

2.生涯医療費を抑制できる
人が生涯を通じて費やす医療費のことを「生涯医療費」と呼びます。日常生活や食習慣を見直し病気にかかることを予防できれば、生涯医療費を大幅に減らせます。厚生労働省によると、2019年度の生涯医療費の推定は男性が2,691万円、女性が2,892万円です。

※出典：厚生労働省. 「生涯医療費（令和元年度）」
https://www.mhlw.go.jp/content/shougai_r01.pdf, (入手日付2022/12/16).